カクカクしない移弦

Posted By on 2013年2月21日

練習曲:
・J. S. Bach: 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第1番
・G. Tartini, New Edition by F. Kreisler: 悪魔のトリル

今日のレッスンでは、まずBachから。
3音のスラー(すべて移弦)が、どうしても一音一音均等に弾けません。。。
ダウンで、音が高くなっていく移弦(G→D→Aのような移弦)は弾きやすいですが、これをアップで弾く、
逆に、音が低くなっていく移弦(A→D→Gのような移弦)をダウンで弾く、というのは、とても弾きにくいです。

まずは弾きやすいほうから、ゆっくり全弓を使って4弦を移動します。
移弦するときには肘の高さ・脇の締めを変えますが、カクカクした動きにならないよう、
G線を弾きながらD線を目指して滑らかに肘の高さを変えます。
肘が滑らかな弧を描くようにするのです。

この動きに慣れたら、次は逆です。
肘を突き出すというか、先ほどとは肘の動きが異なりますが、
次の弦を目指して滑らかに肘の高さを変えることに意識を集中します。

たいていの曲では、このようなボウイングにならないよう調整するそうですが、
バッハの場合は、前後の音の流れから、この弾き方をしたほうがよいらしく、
がんばるしかないみたいです。
地道に練習します。。。

少し時間が余ったので、「悪魔のトリル」の第1楽章をおさらいしました。

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