ピアノの録音方法 その2 様々なピアノ

ピアノの録音方法 その2 様々なピアノ

先日「ホロビッツの愛したピアノ」を聴いてきたのですが、
よくよく考えてみたら、特にホロビッツを好きなわけではありません。
強いて言うと内田光子派だったり、好きなピアノはアクションの方式が旧式のプレイエルだったり。
曲調も壮大な曲は殆ど聞かず小奇麗な小曲のみだったり。
おもいっきり偏ってますね。

 

そもそも私は過去の遺物で、書籍などの資料もとっくに処分してしまっているので、
ピアノに関する知識は30年位昔のままです。
山葉寅楠に始まる日本のピアノメーカーにしても、ショパンコンクールで採用される以前の中期しか知らないのでした。

そこで今回は、好きな録音と、好きな楽器と、知っているピアノメーカーを紹介します。

好きな録音と好きなピアノ

Glenn Gould: Bach Goldberg Variations 1981 Studio Video (complete)

やはり良い録音はコンサートのライブ録音とは位置がだいぶ違います。
(スタジオビデオだからといって実際どのマイクで録っているかはあやふやな時がありますが)

ピアノ本体の音色に興味が向くのではなく、演奏そのものの表現が聞こえてきたら録音成功。

 

ショパンの愛したプレイエル (横山幸雄プレイエルによるショパン全曲演奏)

横山幸雄プレイエルによるショパン全曲演奏

やはりこの位置が定番ですかね。

スタジオだったら大屋根を外して宙吊りのABはそのまま、
床置きはもっと演奏者寄りで高音部の弦をしっかりと狙うのがおすすめ。

 

ベーゼンドルファーアーティストでもある久元祐子の動画を紹介します。
ピアノアクションの機構は、古い順にウィーン式⇨イギリス式⇨レペティション式とあり、
レペティション式の特許はエラールが所持しています。
そこを境に音量というか音色が大きく進化していると思います。
ちょうどショパン、リストの時代にあたり、
ショパンはレペティション式ではない旧式のピアノを愛し、
一方リストは、レペティション式のピアノを愛したと言われています。

  • プレイエル(184?年製位?)とエラールの弾き比べ

 

リストの愛したエラール (1845年製)

リストの愛したエラール (1845年製)

 

 

  • 現存する世界最古のベーゼンドルファー・フォルテピアノ (1829年製 80鍵盤 音域C1~g4 奥行246cm ) と
    Model290インペリアル (1992年製 97鍵盤 音域C2~c5 奥行290cm ) による演奏。

ピアノメーカーのランク付としてはアメリカで出版されている「THE PIANO BOOK」で、4つのグループに格付けされたのをよく参考にされていますが、現状を知らないので区別しないでリストします。

グループ分けの種類
■グループ1(Highest Quality)
■グループ2(High-performance)
■グループ3(Better quality)
■グループ4(Medium quality)

主なピアノメーカー(順不同)

  • スタインウェイ(Steinway & Sons) ドイツ
    ボストン(Boston)スタインウェイ社の第2ブランドとしてOEM生産されている。
    エセックス(Essex)スタインウェイの第3ブランド。
  • ベーゼンドルファー(Bosendorfer) オーストリア
  • ベヒシュタイン(Bechstein) ドイツ
  • ザウター(Sauter) ドイツ
  • ブリュートナー(Bluethner) ドイツ (4本弦で有名)
  • エストニア(Estonia)
  • スタインブルグ(Steinberg)ドイツ
  • ヤマハ(YAMAHA)
  • ボールドウィン(Baldwin)アメリカ
  • ペトロフ(Petrof)チェコ
  • カワイ(Kawai)
  • ペルツィーナ(Perzina)
  • ヤンチャン(Young Chang)
  • ノルディスカ(Nordiska)
  • ウェインバッハ(Weinbach)
  • ファルコーネ(Falcone)
  • ハレット(Hallet, Davis)
  • エラール(Erard)
  • アポロ(Apollo)
  • ウィスタリア(Wistaria)
  • ガボー(Gaveau)
  • グロトリアン(Grotrian)
  • ゲール・アポロ(Ger.Apollo)
  • ザウター(Sauter)
  • シュタイングレーバー&ゼーネ(Steingraber&Sohne)
  • シンメル()Schimmel
  • ツィンマーマン(Zimmerman)
  • ディアパソン(Diapason)
  • ブリュートナー(Bluthner)
  • プレイアル(Pleyel)
  • ペトロフ(Petrof)
  • ベーニング(Behning)
  • ボストン(Boston)
  • W.ホフマン(W.Hoffmann)
  • メルヘン(Marchen)
  • ファツィオリ(FAZIOLI)(1981年創業のイタリアの高級ピアノ、特許取得の4番ペダルと独立式アリコートブリッジが特徴)

以上

ピアノの録音方法 その2 様々なピアノ

でした。

 

ピアノの録音方法

ピアノの録音方法 その2

ピアノの録音方法 その3

なぜピアノのユニゾンはおぞましいのか【目で見るピアノの音】

3FAZIOLIと世界3大ピアノとの違い

 

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ピアノの録音その3ピアノの録音その3

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