コンサートホールの楽しみ方

コンサートレビューにおいて、クラシックコンサートならではの文化?があります。
それはホールの音響の良し悪しでアーティストの出来不出来まで語られてしまうことです。

かく言う私にしても観に行ったアーティストについて、
特段書くことがないと知識のひけらかしのごとく述べてしまいますが……
実際はすごく違和感を覚えています。

クラシックの場合、演奏を聴きに行くのではなく「お金払うから私をいい気持ちにさせて」的なスタンスなのでしょうか。
確かにお気に入りの曲を聴きに行くなら音響の良いホールの特等席で聴くのはごきげんですね。

それでは、ということで「コンサートホールレビュー」という検索キーワードのジャンルがあるかと思いググってみましたが思いのほか、というかまるでヒットしません。

著名なレビュアーさんは独立したジャンルとして「コンサートホールレビュー」を投稿していただけると嬉しい限りです。
演奏形態とアーティストのレベルと、聴いた席、ついでに参考情報としてその時のアーチストの状態を添えて。

これを10年位継続したらとっても有益なものができると思いませんか?

プロにかぎらず、もしもお気に入りの楽団とかの定期公演をいろいろな場所で聞く機会があるのでしたら
各ホールの違い、座席位置により変化などをまとめてみてはどうでしょうか。

豊富に聞く機会がある方は、それで良いとして、そうではなく、

コンサートを見るのが年に数回とか、お気に入りの曲ではなく、お気に入りのアーティストを観にいきたい場合はちょっと話は変わってきますよね。

コンサートホールは主催者の都合で決めたホールで、おまけに席は特等席とは限りません。

せっかく購入したコンサートチケットがレビューを見ると音響的に優れていないホールと書かれていたり、座席が特等席からかけ離れている場合、「買い物に失敗した」と思ってしまいコンサートそのものまで楽しくなくなってしまいがちです。

そんな場合は、購入時はともかく、当日はそんなレビューのことはさっぱり忘れて演奏を楽しみましょう。

クラシックコンサートはその時、その場所でしか聴けないまさしく一期一会。
良くも悪くも貴重な演奏です。ホールの出来ではなく演奏の出来を十分に楽しむことにしましょう。

そこで次回はその演奏の出来、不出来をより正確に感じることができるようにするための儀式を紹介します。
是非実践していただきたく思います。

では。

ローマ法王お誕生日記念演奏会

ローマ教皇ベネディクト16世の80歳を記念する公演で演奏されたドヴォルザーク『新世界より』

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2014

バイオリンのベスト観照ポイントコンサートの楽しみ方

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