ネマニャ・ラドゥロヴィチ 無伴奏ヴァイオリン・リサイタル
日時:2012年11月13日(火)19:00〜
場所:浜離宮朝日ホール
2011年に、彼がリーダーを務める弦楽ユニット「悪魔のトリル」で来日したときの評判を聞き、一度、聞いてみたいと思っていたヴァイオリニストです。ウェーブした長い黒髪が特徴で、一目見たら忘れられない容姿です。当日の服装は、全身黒でまとめられ、パンツは皮。ロックっぽい装いです。
演奏はとても情熱的でした。曲が盛り上がりをみせるところでは、ダンダンと足を踏み鳴らすので、一緒になって体が揺れてしまいました。弓の使い方が激しく、何本も毛が切れるほど。切れた毛が弦に絡まり、演奏が一瞬中断するというアクシデントもありました。”Sorry”と言って、続きからまた平然と弾き始めましたが。。。Bachのパルティータ第2番「シャコンヌ」で最もいい所だっただけに、残念でした。
終わった後は、サイン会でサインをいただきました。列に並んでサインを待つのですが、熱狂的な女性ファンがたくさんいて、華やかでにぎやかな雰囲気でした。
プログラム:
J.S.Bach: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV1001
Ysaye: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 op27-2
J.S.Bach: 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
Ysaye: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 op27-3「バラード」
【アンコール】
枯葉(シャンソン)