庄司紗矢香&Gianluca Cascioli
日時:2012年10月7日(日)15:00〜
場所:彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール
チケット購入時はオール・ベートーベンのプログラムとのことでしたが、出演者の希望により、プログラムが変更になりました。2010年に聴きに行ったときのベートーベンがとても素晴らしかったので、今回も楽しみにしていましたが、変更後のラインナップは異なる個性の作曲家で構成され、聞き応えがありました。
庄司紗矢香さんの音色の印象は「清澄」。雑念がなく、きれいな音だけを追求した結果、つくられた音のように感じます。間合いの取り方も独特なところが多々あり、それがピアノとよく合っていて、楽しめました。
プログラム:
Janacek: ヴァイオリン・ソナタ
Beethoven: ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 作品96
Debussy: ヴァイオリン・ソナタ ト短調
Schumann: ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ短調 作品121
【アンコール】
J.S.Bach: 《音楽の捧げもの》BWV 1079より 第4曲〈上昇5度のカノン風フーガ〉
Schnittke: 《古典様式による組曲》より 第5曲
演奏会後、サイン会が開かれましたが、以前いただいているので、今回は控えました。