2016年6月12日のHilary Hahn vs. CDのHilary Hahn&他大勢
公演名 | ヒラリー・ハーン ヴァイオリン・リサイタル |
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比較対象 | ヒラリー・ハーン |
公演日時・場所 | 2016年6月12日(日)横浜みなとみらいホール 開演時間14:00 |
比較するアーチスト・アルバム |
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座席 |
聴き比べ対象の公演はこれです ⇒ 2016年6月12日(日)横浜みなとみらいホール
チラシはこちら⇒
2016/6/12 横浜みなとみらいホール ヒラリー・ハーンバイオリンリサイタル
(この記事の趣旨はこちら → 一期一会)
(一度にに書けないので徐々に加筆していきます)
彼女の場合、他のアーチストとの比較はあまり意味がありません。
何しろ大ファンが自分で好き勝手にアルバム選んでそれに勝敗つけてるのですから。
なので軽く流してください。
Cory Smytheは?と突っ込まないでください。
それよりも、20年間と2年間という長かったり短かったりする年月でどれだけその演奏の中身・スタイルが変わったか、進化したかが気になるところでしょう。
改めてプロフィールを・・・
ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)
Hilary HAHN
©Mathias Bothor / DGヴァージニア州レキシントン生まれ。3才でボルティモアに移り、ヴァイオリンを始める。幼少期は、レニングラード英才音楽学校で教鞭を取ったクララ・ベルコヴィチ女史に学ぶ。その後、フィラデルフィアのカーティス音楽院に弱冠10才で入学、イザイの最後の門下生として知られるヤッシャ・ブロツキー氏に師事。在学中、ボルティモア響のステージに立ちオーケストラ・デビューを果たし、さらにクリーブランド管、ニューヨーク・フィル、ピッツバーグ響との共演、1993年には名門フィラデルフィア管にデビュー。そして1995年15才でロリン・マゼール率いるバイエルン放送響と共演してドイツデビュー。1996年にはカーティス音楽院の学士号取得に必要な単位を全て修了したが、その後も語学や文学の選択科目を聴講しながらジェイミー・ラレード氏のもとで研鑽を積み、さらにフェリックス・ガリミール、ゲイリー・グラフマン各氏に室内楽を師事。1999年19才で音楽学士号を取得して卒業した。
ソロ活動に偏ることなく室内楽にも力を注ぎ、96年からアーティスト会員としてリンカーン・センター室内楽協会の室内楽指導プログラムにも参加。現在もゲストとして協力を続けている。2001年にはタイム誌の「America’s Best」の一人に選出され、ヨーロッパ、アジア、北米の各地で世界の一流オーケストラとステージを共にする多忙な日々を送る。
2006/07年のシーズンは、ヨーロッパ、北米の主要都市でリサイタルを開く一方、シカゴ響、クリーブランド管、サンフランシスコ響、セントルークス室内管、ヒューストン響、ダラス響などのメジャーオーケストラと共演。
デビュー・アルバム「バッハ:シャコンヌ」(ディアパゾン・ドール賞)を含む5枚の録音をソニー・クラシカルからリリースしている。グラミー賞にノミネートされた2作目「ベートーヴェン:協奏曲他」(独エコー・クラシック賞、ディアパゾン・ドール賞)、3作目「バーバー、メイヤー:ヴァイオリン協奏曲」(独シャルプラッテン賞、カンヌ・クラシカル・アワード)そして2001年のグラミー賞とル・モンド・ドゥ・ラ・ミュジック賞を獲得した「ブラームス、ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲」は4作品連続のベストセラーとなった。
現在はドイツ・グラモフォンの専属アーティストとして、昨年10月にリリースされた最新アルバム「パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番/シュポア:ヴァイオリン協奏曲第8番」(大植英次指揮/スウェーデン放送響)のほか、ピアニストのナタリー・シュウとの共演による「モーツァルト:ソナタ集」等をリリースしている。(トッパンホール)
今回もなるべくAmazonPrimeで全曲聴けるアルバムを優先しましたが、手持ちのアルバムも含めます。
鑑賞位置の特徴
大本命のアーティストなのでチケット(座席)は特等席を購入したつもりです。ピアノとバイオリンなので、ピアノの音が直接届き、バイオリニストも割と正面ではなく上手側を向きがちなので正面より少し上手側です。この辺であれば世の批評家さんたちとそれほど違いない音響・音色で聴けたと言えるのではないでしょうか。
と、実はこの席での音質について結構期待していたのですが、見事に裏切られました。
今回は、残念ながらピアノの演奏は楽しめませんでした。 大屋根の開き具合からして私たちのいたゾーンでは他の場所に比べてつまらない音になっていたと思われるからです。これが、音を甘くしたい等の演奏家たちの意図であればまだしも、これはホールの特徴だと思われるのが残念です。
一般に他の楽器に比べピアノはどこで聴いていてもそこそこのクオリティは保たれているといわれていると思いますが、条件が悪いと、今回私(達?)がきいたようなよく言えば甘い音、悪く言えば活きの無い音が届いてしまいます。これがこの席(図参照)で起きるとはがっかりです。サントリーホールのように天井から反射板でも吊るせば少しは改善するかもしれませんが…。
とはいえ『27の小品』と同じような音だともいえるので、それほど大騒ぎするほどのことではないともいえるでしょう。
どちらにしてもバイオリンも、ピアノも、私たちより、よりよい音で聴いている方々が多数いたのは事実でしょう。
そしてなんと、この席では、いつもの奇跡も起きないのです(この理由は日を改めて)。
一階席のチケット代を2階席より安くしてくれれば納得ですが、いやはやなんとも…。
大ホールの場合、バイオリンの音に納得できないことに関して、よくホールが大きすぎるからだといわれがちですが、それはおかしな話で大きいホール、小さいホール、それぞれ違う音楽(出会い)として聴きに行っているので、自分の思った音じゃないから悪いホールだ、と言うつもりはありません。ただみなとみらいは、ヴァイオリンなら一階席より2階席、ピアノは3階席のほうがきれいな音がしている、とは言ってしまいます。
それでも、ハーンに関しては、どこで聴いていも楽しめることは事実でしょう。
ハーンの演奏を教会のようなところで聴きたいとは思いますが、実に反響がなくてもかまわない演奏をしていると思われ、(観客と同じような反響など聞こえやしない)本人と同じような音を聴いているというのも心地よいことです。
スタジオ録音からわかること
構成もメンバーも同じこともあるので、改めて3年前に製作された『27の小品』の録音を聴いてみましょう。このアルバムの録音はか世間的にもかなり高評価を得ていると思います。各楽器の音がきれいにとれていることはもちろんのこと、演奏自体も素晴らしく、もちろん左手の運指の音が入っているわけもなく、そして音像(定位)にも気を配られていることがわかります。ピアノの残響具合からも自然なマイクセッティングであり、曲の内容に合わせて音の広がりが調整されています。もちろんこれはヒラリーの意向であるでしょう。そして一発でOKが出そうな技術力とは別の理由で何回も録音が繰り返されたのではないかと想像します。コリー・スマイスはこの録音に付き合っているので、必要とされる音色については十分に熟知していることでしょう。
この録音と同等の音色を聞きたかったら観客とステージに段差がないフラットな床の最前列右側で、着席しないで立って聞くことです。なおかつ身長が3メートルくらいあるとなおよいでしょう。
すくなくともみなとみらいでは、その位置で聴いていた観客は一人もいないので、観客は一律録音アルバムより残念な状況といえると思います。
対象の曲:モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 第27番 ト長調 K.379
2016年6月12日 Hilary Hahn vs. Ildiko Line 2000年1月
ILDIKO LINE
Ildiko Line is an outstanding exponent of the Transylvanian school of violin playing. In 1989 she took up residency in Budapest, becoming leader of the Hungarian State Opera Orchestra, and in 1992 took the same position in the Budapest Radio Orchestra. She has also enjoyed an active role as soloist and recital performer, and has made a number of recordings for Hungarian radio.
Prime Musicでは一曲しか見つかりませんでしたがNaxosのK.379へのリンクも載せておきます
http://ml.naxos.jp/KeywordSearch2.aspx?word=k.%20379
比較
この曲の正しいイメージがわかなかったのでNAXOSで他のアーチストも聞いてみました。
ILDIKO LINEのほかに、ダニエル・ホープ、クリスティアン・テツラフ、ジギスヴァルト・クイケン、その他大勢を聴いてみました※ が、う~んこれはやはり伴奏というか、一緒に楽しくといった感じで出しゃばってもしょうがなさそうな曲。
このくらいの軽さの曲だと、作曲者の意図や時代背景なんかより、組合せ的に楽しく弾ければそれで満点ではないでしょうか。
※私の居住区の図書館ではNAXOSとの提携はありませんでした。
が、今、聴くことができています。皆さんも、自分の居住している地域だけではなく、勤務地、または提携している地域情報などを入手してみることをお勧めします。
ジャッジ
モーツァルトとヒラリーは一生折り合わないのでは?というか、モーツァルトは誰がやってもモーツァルトで、わざわざ折り目正しいヒラリーがやってもそんなにインパクトはないような気がします。極上のBGMでよければヒラリーの勝だけど、モーツァルトらしさではきっとイルディコ・リーン サンの勝!
ていうかピアニスト次第…
今回の座席ではピアノが甘くて・・・、高域が煌びやかでないモーツァルトなんてありえません。
それでもこういった曲は 、実際に演奏者が楽しんでいるか?とか、ノリノリか?とかの雰囲気を垣間見ながら聴くほうが良いに決まっています。
少なくてもハーンはノリノリ。
なので生演奏の勝!
ところで、AmazonPrimeはまだ本数が少ないので選択に困らなくてよいのですが、NAXOSは本数も、名盤もかなりの数が保有されているので困ってしまいます。
例えば、シモン・ゴールドベルク100周年エディション 2 – 商業録音集(1932-1951)に収録されている演奏は素晴らしかったりします。ピアノは奥さんの山根美代子さんではなく、リリー・クラウスさんのほうです。
http://library-chiyoda.ml.naxos.jp/album/CD-1225
そして、最後のライブ録音となった奥さんとの演奏は、音楽は比較するものじゃない、と痛感してしまう演奏です。
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ヴァイオリン・ソナタ第28番 変ホ長調 K. 380
Violin Sonata No. 28 in E-Flat Major, K. 380
シモン・ゴールドベルク – Szymon Goldberg (ヴァイオリン)
リリー・クラウス – Lili Kraus (ピアノ)
録音: 20-21 April 1937, No. 3. Studio, Abbey Road, London
対象の曲:J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ長調 BWV1005
この曲は勝敗はなしです。
それぞれ思い入れがあることでしょうから。
Hilary Hahn vs. Christiane Edinger
公式サイトはこちら christiane edinger
なかなかいいと思います。
Hilary Hahn vs. アルテュール・グリュミオー
アルテュール・グリュミオー(Arthur Grumiaux, 1921年3月21日 – 1986年10月16日)は、ベルギーのヴァイオリニスト。ピアニストとしても活動した。
ベルギーのVillers-Perwin(ワロン地域のエノー州)で生まれた。労働者階級の出身だが、祖父の奨めにより4歳でヴァイオリンを学び、11歳になるまでに、シャルルロワ音楽学校のヴァイオリン科とピアノ科の両方で首席をとった。後にブリュッセル王立音楽院に進み、1949年にはグリュミオー自身もそのヴァイオリン科で教鞭を執った。パリに留学してジョルジュ・エネスコに入門もしている。第二次世界大戦中は、ナチス・ドイツ占領下のベルギーで室内楽の演奏旅行を行なった。
戦後になってからソリストとしての名声がうなぎ上りとなり、ピアニストのクララ・ハスキルをパートナーに迎えて演奏活動を行なった。1960年にハスキルが急死してからは、一個人としても演奏家としても虚脱感に見舞われている。
グリュミオーは音楽界への貢献が認められ、1973年に国王ボードゥアン1世により男爵に叙爵された。その後も持病の糖尿病に苦しめられながらヴァイオリンの指導を続けたが、1986年に心臓発作によりブリュッセルにて他界した。
(wiki)
語弊がありますがあまり感情たっぷりは好きではありません。
Hilary Hahn vs. Julia Fischer 2004年12月、アムステルダム、シンゲル再洗礼派教会
すいません、手持ちのアルバムです。当時21歳。
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Naxosにはあります BWV1001-1006
公式サイトはこちら ユリア・フィッシャー
こちらは彼女の公演を聴いてからそちらに書かせていただきます。
ヒラリーは曲に対してクールですが、ユリアは人に対してクールそう。
Hilary Hahn vs. 17歳のHilary Hahn 1996/6,12,1997/3
手持ちですいません
【中古】 ヒラリー・ハーン デビュー! バッハ:シャコンヌ/ヒラリー・ハーン(vn)
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今回のツアーで弾かれたバッハは、たぶん後世に語り継がれるような演奏なのだと思いました。
ただし、ここ、みなとみらいでの演奏がベストにはならないでしょう。
彼女は、疲れていたのでしょうか、それとも世の中に対して優しくなりすぎたのでしょうか、バッハは氷で冷やしたようなところも必要だと思うのですがそれはあまり感じられませんでした。やはり、客層でしょうか?
バッハ好きを続けるのであれば、一旦山にこもるべきでしょうか?
とはいえ、20年前よりスゴクなった部分を別枠で説明してみようと思います。
ちょうど良いデータが見つかればよいのですが、うまくいかなければただの妄想になってしまいますが。
Hilary Hahn vs. ヤッシャ・ハイフェッツ 10月22,29日(1005)ハリウッド、RCAスタジオ
ヤッシャ・ハイフェッツ(vn) / J.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲)(期間生産限定盤) [CD]
ヤッシャ・ハイフェッツ(vn) / J.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲)(期間生産限定盤) [CD]
ヤッシャ・ハイフェッツ(vn) / J.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲)(期間生産限定盤) [CD]
【中古】 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲)(期間生産限定盤)
ヤッシャ・ハイフェッツ ( Ио́сиф (“Яша”) Ру́вимович Хе́йфец,Iosif (Yasha) Ruvimovich Heifetz,Jascha Heifetzas 1901年2月2日 – 1987年12月10日) は、20世紀を代表するヴァイオリニストであり、「ヴァイオリニストの王」と称された。ジム・ホイル(Jim Hoyle)名義で作曲活動も行っていた。
20世紀最大のヴァイオリニスト、ハイフェッツが残した、唯一の「無伴奏」全曲盤。
20世紀を代表する超人的ヴァイオリニスト、ヤッシャ・ハイフェッツが1952年に手がけた唯一の無伴奏全曲録音である。一挺のヴァイオリンからあらゆる可能性を引き出すバッハの連作に、ハイフェッツはその並外れた技巧を駆使して挑み、持ち味である輝かしいサウンドで、きびきびとした躍動的な演奏を展開する。これほどシャープな演奏スタイルできりりと磨き上げたバッハ像は、ほかに例がない。
比較の必要はありませんね。それぞれがそれぞれということで。
バッハはきりがないのでこのくらいで。
対象曲:アントン・ガルシア・アブリル:無伴奏ヴァイオリンのための6つのパルティータより
第2曲「無限の広がり」、第3曲「愛」
この曲の別テイクを聴くことができませんでした。
曲って、難しくある必要はどこにもないので、コンセプトも全体像も見えない今のところでは、ただの意味不明な曲です。
対象曲:アーロン・コープランド:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
Hilary Hahn vs. Jamie Laredo – 17-22 June 1994, Phoenix Studio, Unitarian Church, Budapest
Jaime Laredo
“…music-making of unusually high quality – the sort of playing which comes only from understanding, love, painstaking care, and, quite simply, great ability.” — The Guardian, London
Performing for over five decades before audiences across the globe, Jaime Laredo has excelled in the multiple roles of soloist, conductor, recitalist, pedagogue, and chamber musician. Since his stunning orchestral debut at the age of eleven with the San Francisco Symphony, he has won the admiration and respect of audiences, critics and fellow musicians with his passionate and polished performances. That debut inspired one critic to write: ‘In the 1920’s it was Yehudi Menuhin; in the 1930’s it was Isaac Stern; and last night it was Jaime Laredo.’ His education and development were greatly influenced by his teachers Josef Gingold and Ivan Galamian, as well as by private coaching with eminent masters Pablo Casals and George Szell. At the age of seventeen, Jaime Laredo won the prestigious Queen Elisabeth of Belgium Competition, launching his rise to international prominence. With 2009 marking the 50th anniversary of his prize, he was honored to sit on the Jury for the final round of the Competition.
In the 2013-2014 season, Mr. Laredo continues to tour both as a soloist and as a member of the Kalichstein-Laredo-Robinson Trio, including conducting engagements with the Vermont Symphony Orchestra, Chautauqua Symphony Orchestra, Detroit Symphony, Scottish Chamber Orchestra, and the New York String Orchestra at Carnegie Hall. 2013 also marks the second year of Mr. Laredo’s tenure as a member of the violin faculty at The Cleveland Institute of Music. During the 2011-2012 season, Mr. Laredo celebrated his 70th birthday with engagements at the 92nd Street Y with colleagues, family and friends. Mr. Laredo and Sharon Robinson recently gave the world premiere of a commission by Richard Danielpour dedicated to and inspired by their marriage, entitled Inventions on a Marriage, which explores in “musical snapshots” the bond of long-term relationships. In past seasons Mr. Laredo has conducted and performed with the Chicago Symphony, Boston Symphony Orchestra, Seattle Symphony, Los Angeles Philharmonic, New York Philharmonic, San Francisco Symphony, Pittsburgh Symphony, Detroit Symphony, St. Louis Symphony, Cleveland Orchestra, and Philadelphia Orchestra, among many others. Abroad, Mr. Laredo has performed with the London Symphony, the BBC Symphony, the English Chamber Orchestra, the Academy of St. Martin-in-the-Fields, the Royal Philharmonic, and the Scottish Chamber Orchestra, which he led on two American tours and in their Hong Kong Festival debut. His numerous recordings with the SCO include Vivaldi’s Four Seasons (which stayed on the British best-seller charts for over a year), Mendelssohn’s A Midsummer Night’s Dream, “Italian” and “Scottish” Symphonies, Beethoven’s Violin Concerto, and recordings of Rossini overtures and Wagner’s Siegfried Idyll.
The 2011-2012 season also marked Jaime Laredo’s 35th anniversary as the violinist of the Kalichstein-Laredo-Robinson Trio. The Trio celebrated its three-and-a-half decades together with a national tour and three new commissions by Ellen Taaffe Zwilich, André Previn, and Stanley Silverman. Founded by Mr. Laredo, Sharon Robinson, and pianist Joseph Kalichstein in 1976, the Trio performs regularly at Carnegie Hall, the 92nd Street Y in New York, and the Kennedy Center, where they are the ensemble in residence. They have toured internationally to cities that include Lisbon, Hamburg, Copenhagen, London, Paris, Amsterdam, Vienna, Helsinki, Buenos Aires, Tokyo, Seoul, Sydney, and Melbourne. The trio was named Musical America’s Ensemble of the Year 2002.
For fifteen years, Mr. Laredo was violist of the piano quartet consisting of renowned pianist Emanuel Ax, celebrated violinist Isaac Stern, and distinguished cellist Yo-Yo Ma, his close colleagues and chamber music collaborators. Together, the quartet recorded nearly the entire piano quartet repertoire on the SONY Classical label, including the works of Beethoven, Mozart, Schumann, Fauré, and Brahms, for which they won a Grammy Award.
Mr. Laredo has recorded close to one hundred discs, received the Deutsche Schallplatten Prize, and has been awarded seven Grammy nominations. Mr. Laredo’s discs on CBS and RCA have included the complete Bach Sonatas with the late Glenn Gould and a KOCH International Classics album of duos with Ms. Robinson featuring works by Handel, Kodaly, Mozart and Ravel. His releases on the Dorian label include Schubert’s complete works for violin and piano with Stephanie Brown, and Virtuoso!, a collection of favorite violin encores with pianist Margo Garrett. Other releases include Mozart’s Sinfonia Concertante and Concertone with Cho-Liang Lin for Sony. In May 2000, KOCH released the Kalichstein-Laredo-Robinson Trio’s two-CD set of the chamber works of Maurice Ravel, to follow the complete trios and sonatas of Shostakovich. More recently, the Kalichstein-Laredo-Robinson Trio has released multi-disc sets of the complete Brahms’, Beethoven and Schubert Piano Trios, and Mr. Laredo has also released an album on Bridge with Sharon Robinson and the Vermont Symphony entitled “Triple Doubles,” which includes three double concertos dedicated to the Duo: Daron Hagen’s Masquerade, a new, fully-orchestrated version of Richard Danielpour’s A Child’s Reliquary, (originally written as a piano trio for the Kalichstein-Laredo-Robinson Trio); and David Ludwig’s Concerto for Violin, Cello and Orchestra. The next major endeavor for the husband-wife duo is a Double Concerto written for them by Andre Previn; premiere performances are scheduled to begin in November 2014.
A recent project titled Two x Four celebrates the relationship between the teacher and the student through music. With his colleague and former student Jennifer Koh, Mr. Laredo and Ms. Koh kicked off the inaugural season with the Delaware Symphony performing the Double Concerti for Two Violins by J.S. Bach, Philip Glass, and two newly commissioned concerti by composers Anna Clyne and David Ludwig. Subsequent performances have taken the duo to the IRIS orchestra, Chicago Symphony, Vermont Symphony, Kimmel Center in Philadelphia, Kennedy Center, the Miller Theater of Columbia University, the Los Angeles Chamber Orchestra and Alabama Symphony. A recording of Two x Four on Cedille Records is scheduled for spring 2014.
Recognized internationally as a sought after violin teacher, Mr. Laredo has fostered the education of violinists that include Leila Josefowitz, Hillary Hahn, Jennifer Koh, Ivan Chan, Soovin Kim, Pamela Frank and Bella Hristova. After 35 years of teaching at the Curtis Institute of Music in Philadelphia, 7 years at Indiana University’s Jacob School of Music, Mr. Laredo teaches at the Cleveland Institute of Music, where his wife cellist Sharon Robinson also holds a teaching position. Additionally, Mr. Laredo is celebrating his 20th year as the conductor of the New York String Orchestra at Carnegie Hall, which brings young musicians from around the world to the stage every December.
In demand worldwide as a conductor and a soloist, Mr. Laredo has held the position of Music Director of the Vermont Symphony Orchestra since 1999. Mr. Laredo begins his tenure as Principal Guest Conductor of the Westchester Philharmonic in 2014. In 2009 Mr. Laredo and his wife were named the Artistic Directors of the Linton Chamber Music Series in Cincinnati, Ohio.
As former Artistic Director of New York’s renowned Chamber Music at the Y series, Mr. Laredo created an important forum for chamber music performances and developed a devoted following. His stewardships of the annual New York String Orchestra Seminar at Carnegie Hall and the International Violin Competition of Indianapolis have become beloved educational pillars of the string community. A principal figure at the Marlboro Music Festival in years past, he has also been involved at Tanglewood, Aspen, Ravinia, Mostly Mozart, and the Hollywood Bowl, as well as festivals in Italy, Spain, Finland, Greece, Israel, Austria, Switzerland and England.
Born in Bolivia, Jaime Laredo resides in Guilford, VT and Cleveland, OH, with his wife cellist Sharon Robinson.
He joined the CIM faculty in 2012.
Revised 7.26.2014
(cim)
もっとひどい演奏のアルバムにうまく行き当たればいいのですが、それぞれ甲乙つけがたい時には…素人には言葉が浮かびません。
この曲に限りませんがヒラリーにとってのアメリカはこんなイメージなのではないでしょうか?
服装とかアルバムの写真とか雰囲気とかが『Godey’s Lady’s Book』の世界のような感じに見えます。
Hilary Hahn vs. hilary hahn -2013/11
対象曲:
- ティナ ・デヴィッドソン: 地上の青い曲線(27のアンコールピースより)
- 佐藤總明:Bifu(微風)
- マーク=アントニー=ターネジ:Hilary’s Hoedown(ヒラリーのホーダウン)
- マックス=リヒター:Mercy(慰撫)
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ヒラリー・ハーン/27の小品
17ヶ国26人の作曲家への委嘱作26曲&公募作品1曲ヒラリー・ハーンの新たなる試みは、17ヶ国26人の現代作曲家にヴァイオリンとピアノのためのアンコール・ピースを委嘱し、録音、そして世界各地でコンサートを行っています。27曲目は公募を行い、そこからヒラリーが選んだ作品(ジェフ・マイヤーズ:The Angry Birds of Kauai)が収録されています。日本人作曲家では、佐藤聰明、大島ミチルの作品が選ばれています。
ヴァイオリンを極め、他ジャンルとのコラボレーションも多数行っているヒラリーならではの作曲家選定で、21世紀の定番小品となっていくことでしょう。2013年5月、大成功した日本リサイタル・ツアーのプログラムでも、この「27の小品:ヒラリー・ハーン・アンコール・プロジェクト」から6曲を演奏し、さらにアンコールでも数曲披露しているため、ヒラリー・ファン、コア・クラシック・ファンにはすでに作品の聴きやすさ、キャッチーさは知られているところです。「27の小品:ヒラリー・ハーン・アンコール・プロジェクト」のツアーは現在も世界各地で続行中。(ユニバーサルIMS)【収録情報】
・佐藤聰明:Bifu(微風)
・大島ミチル:Memories
・ティナ・デヴィッドソン:The Blue Curve of the Earth
・リチャード・バレット:Shade
・アントン・ガルシア・アブリル:Two Sighs
・カラ・ラムナス:Aalap and Tarana
・アヴネル・ドルマン:Memory Games
・ジェフ・マイヤーズ:The Angry Birds of Kauai
・レーラ・アウエルバッハ:Speak, Memory
・ジリアン・ホワイトヘッド:Torua
・ジェニファー・ヒグドン:Echo Dash
・ポール・モラヴェク:Blue Fiddle
・ニコ・ミューリー:Two Voices
・セレン・ニルス・アイヒベルク:Levitation
・ブン=チン・ラム(林品晶):Solitude d’Automne
・マックス・リヒター:Mercy
・メイソン・ベイツ:Ford’s Farm
・ドゥ・ユン:When a Tiger Meets a Rosa Rugosa
・クリストス・ハツィス:Coming To
・ジェームズ・ニュートン・ハワード:133… At Least
・デイヴィッド・ラング:Light Moving
・エイノユハニ・ラウタヴァーラ:Whispering
・エリオット・シャープ:Storm of the Eye
・ヴァレンティン・シルヴェストロフ:Two Pieces
・デイヴィッド・デル・トレディチ:Farewell
・マーク・アントニー・ターネジ:Hilary’s Hoedown
・フランギス・アリ=ザデー:Impulseヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)
コリー・スマイス(ピアノ)録音時期:2012年5月、2013年2月
録音場所:ベルリン、テルデックス・スタジオ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)【ヒラリー・ハーン・プロフィール】
ヒラリー・ハーンは3歳からヴァイオリンを始めてどんどん上達、10歳でフィラデルフィアのカーティス音楽学校に入学して翌年には11歳で初リサイタルを開き、続いて12歳でコンチェルト・デビュー、その後、クリーヴランド管やピッツバーグ響、フィラデルフィア管、ニューヨーク・フィルハーモニックといった有名オケと次々に共演、15歳のときにはマゼール指揮バイエルン放送響と共演して話題となり、さらに16歳でカーネギーホールデビューを飾ってソニー・クラシカルと専属契約、翌年リリースしたバッハの無伴奏ソナタ・パルティータ集がフランスでディアパゾン・ドールを受賞するという快進撃ぶりで世界を驚かせていました。ハーンは2003年にソニーを離れてドイツ・グラモフォンと契約を結び、現在に至っています。(HMV)。
彼女のスタジオ録音盤は、最高の音質で最高の演奏が録音されています。
この手の現代曲など、難解な曲は正しい解釈がスタジオ録音にあり、楽しめる演奏がライブにあると思います。
そもそも曲が好きなら録音盤が良くて、そうでなければ生演奏が良いでしょう。
3年間という時間は観客受けする微妙なコツをつかんでしまったのではないでしょうか。
ずいぶんと聴きやすくなりました。
トータル
とにかく生のヒラリーの勝に決まっています。
やはりオペラシティの購入を断念したのが悔やまれます(オペラシティはもともとS券買わないので)。
今回思っていた音(会場的な)で聴けなかったことが残念なので、
「なぜHilary Hahnの無伴奏は会場を静まりかえらせることができるのか」
を別枠で物理的に説明したいと思います(ただし実測データなし)。
実は必ずしも会場は静まりかえっちゃいないのですが、そう思わせるスイッチの入れ方、みたいなのです。
以上
2016年6月12日のHilary Hahn vs. CDのHilary Hahn&他大勢
でした。