Yo-Yo Ma (cello), Kathryn Stott (pf)
日時:2012年11月11日(日)15:00〜
場所:サントリーホール 大ホール
念願のYo-Yo Maのコンサートです。1曲目は、チェロがホールの空気になじんでいないというか、音が響いていませんでした。後半で少しずつ響きが増してきたものの、物足りない感じのまま終わってしまいました。一度、舞台から退場し、次の小品へ。するとびっくり。1曲目とは驚くほど音の響きが変わっていました。弾き方を変えたようです。さすがYo-Yo Ma! 大好きなBrahmsのヴァイオリン・ソナタ第3番の2楽章は、Yo-Yo Maのチェロで聴くと、いっそうドラマチックで、哀愁を帯びたメロディが胸に沁みました。他の演奏家よりも、ずっとずっとピアノに近い位置で弾いていたのが印象的でした。
プログラム:
Stravinsky: イタリア組曲
3つの小品
– Villa-Lobos, arr. Calandrelli: アルマ・プラジレイラ
– Piazzolla, arr. Kyoko Yamamoto: オブリビオン
– Guarnieri, arr. Calandrelli: ダンサ・ネグラ
Falla: 7つのスペイン民謡
Messiaen: イエズスの永遠なることへの頌歌
Brahms: ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 op108(チェロ編曲版)
【アンコール】
Elgar: 愛の挨拶
Mariano: クリスタル
Gershwin/Heifetz: プレリュード
Saint-Saëns: 白鳥