反田恭平 (Kyohei Sorita)ピアノ・リサイタル
日時:2014年9月1日(月)19:00〜
場所:タカギクラヴィア 松濤サロン
7月の調布音楽祭で反田恭平さんのピアノを聞き、
いいな、と思ったので、ソロリサイタルに行ってきました。
ちょうど今日(9月1日)が20歳の誕生日という、
将来を期待されている若手ピアニストです。
留学先のロシアから一時帰国されて、リサイタルを開かれました。
ピアノは、ホロヴィッツが使っていた
ニューヨーク・スタインウェイCD75。
演奏前、高木裕氏が、「音が粒立って聴こえるピアノ」とおっしゃっていましたが、
まさにそのとおりでした。
チェンバロと、よくあるグランドピアノの中間よりちょっとチェンバロより、というか、
一音一音がはっきりと聞こえ、ぽろぽろとこぼれるような音色でした。
スクリャービンのファンタジー、
チャイコフスキーの四季(なんと全曲!)は、
調布音楽祭のときも聞きましたが、まるで別の曲のよう。
反田さんの技術は、素人の私でもわかるくらい素晴らしく、
このピアノをうまく乗りこなしているなぁと思いました。
残念だったのは、演奏している姿がまったく見えなかったこと
(手や鍵盤だけではなく、体の一部分さえ見えなかった)。
アンコールで、ホロヴィッツ編「カルメンの主題による変奏曲」を
反田さんがさらにアレンジして弾いてくれたのですが、
音からわかる超絶技巧の手の動きを、見てみたかったです。
反田恭平 ピアノリサイタル
《CD75》に選ばれたアーティスト 反田恭平 20歳の挑戦
プログラム:
スクリャービン:エチュード(悲愴)
ショパン:バラード No.3
ショパン:バラード No.2
シューベルト:ピアノソナタ No.13
リスト:「伝説」より、水の上を歩くパオラの聖フランチェスコ
スクリャービン:ファンタジー
チャイコフスキー:四季
アンコール
カルメンの主題による変奏曲
モーツァルトのソナタ
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★旦那:
今回のもう一つの主役≪CD75≫についての記事を書いてます。⇒ ピアノの基準の音
反田恭平 (Kyohei Sorita)ピアノ・リサイタル
でした。