ボリス・ギルトブルク ピアノリサイタル
日時:2015年3月18日(水)19:00〜
場所:トッパンホール
2013年のエリザベート王妃国際音楽コンクールで第1位を獲得し、
世界各国で演奏活動を行っているというボリス・ギルトブルク。
ピアノは、ファツィオリです。
ファツィオリのピアノを使った演奏を聴くのは初めてだったので、
前半は、彼の演奏というより、その独特なピアノの音が気になりました。
一音一音がはっきりと区別でき、とても硬質です。
低音や高音は、ちょっとうるさい感じがします。
(低音でガンガン弾くと、金属音のような音も聞こえました。)
そして、あまり音の強弱が感じられませんでした。
休憩を挟んで後半からは、演奏として楽しめるようになってきました。
特にアンコールは最高。
ロマンティックなメロディ部分は、珠がポロポロと連なってこぼれ出るようで、
美しく、繊細でした。
終わった後、サイン会が開かれました。
プログラム:
グバイドゥーリナ:シャコンヌ
シューマン:謝肉祭「4つの音符による面白い情景」op9
ラフマニノフ:月橋の時 op16より
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第2番 ニ短調 op14
アンコール: