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Jean-Marc Luisada

ジャン=マルク・ルイサダ ピアノ・リサイタル 2013
日時:2013年11月17日(日)18:00〜
場所:紀尾井ホール

 

1985年の第11回ショパン国際ピアノコンクールで5位入賞のルイサダ。
このときの第1位はスタニスラフ・ブーニン。第4位は小山実稚恵さんでした。

そのルイサダのプログラムは、次のとおりです。
当初はワルツを全曲弾く予定でしたが、当日、変更になりました。
ただ、アンコールを合わせると、13曲を弾いてくれたことになります。

プログラム:
フォーレ:ノクターン 第11番 嬰ヘ短調
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D960
モーツァルト:グラスハーモニカのためのアダージョ
ショパン:ワルツ 第1番、3番、4番、12番、13番、14番、9番、6番、7番、8番、11番、2番

アンコール
ショパン:ワルツ第10番
J.S.バッハ:フランス組曲第5番BWV816より第3曲サラバンド
ドビュッシー:前奏曲集第1集より第10曲「沈める寺」

 

ルイサダの演奏は、ショパンは言わずもがなですが、
特にシューベルトのピアノ・ソナタがとても印象に残りました。

第一楽章は、繰り返し現われる旋律が次々に表情を変える叙情的な曲ですが、
特に弱い音、小さい音が絶妙で、丸みを帯びた柔らかな音色がとても美しかったです。

ルイサダは、すべて楽譜を見ながら弾いていました。
ピアノのコンサートでは珍しいのではないでしょうか。
弾き終わると、客席へお辞儀するより前に、踏めくりの人に軽く一礼するのも新鮮でした。

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ショパン・コンクールの番組の映像です。
[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=QqLtMTHoOtA&w=520]

★音響に定評のある紀尾井ホールは私達の好きなピアノとかバイオリンとかは本当にごきげんです。
視覚的なことを気にしなければ、どこの席でも十分満足行く音質で聞くことが出来そうです。
高価な席ではなく、低価格な席を購入することが多いのでとても嬉しいことです。
次回は5席だけのために専用ドアのある、2階の両脇後方ののカウンターチェアの席を狙ってみます。
今回のヤマハのピアノは調弦もビシっと決まって「沈める寺」の鐘の音もうねりが殆どありませんでした。

サイン会はありませんでした。

Jean-Guihen Queyras (ジャン=ギアン・ケラス)

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