第8回戸田音楽祭メインコンサート
川井郁子ニューイヤーコンサート2014
ヴァイオリン:川井郁子、ピアノ:フェビアン・レザ・パネ
日時:2014年1月26日(日)
場所:戸田市文化会館
私が十数年前にヴァイオリンを習い始めた当時、
彼(今の旦那)に川井郁子さんのCDをもらい、毎日のように聞いていました。
これまで、ちょっとしたイベントで生演奏を聴いたことはありましたが、
きちんとした演奏会に行ったことはありませんでした。
一度は聞きに行きたいと思っていたところ、
なんと今回、1,500円で聞けると知り、迷わずチケットを購入。
こんなに安いのは、第8回戸田音楽祭実行委員会の協力のおかげだそうです。
川井郁子さんは、ヴァイオリニストというより、
舞台の演出家という感じがしました。
演奏そのものだけでなく、
演奏するときの動き、曲の間の話など、すべてを演出して
総合的に観客が楽しめるようにしているような印象です。
演奏中に動くヴァイオリニストは多いですが、
川井郁子さんは、曲や感情の流れに沿って自然に体が動く、というより、
こう動くときれいに見える、という動きのようでした。
なので、とっても色っぽかったです。
ちなみに、前半は、うすいピンクの、膝から下の前がスプリットになっているドレス、
後半は、鮮やかな青のドレス(フランスで買ったそうです)。
よく似合っていました。
演奏は、クラシックの枠内で聞くと上手いとは思えないので、
その枠を出て、多少音程が外れていたり粗かったりしても気にせずに
もっとガツンと自由に弾いたほうが魅力が出るのではないかな、と思いました。
演奏後は、サイン会が開かれました。
とっても優しい表情で、きれいな方でした。
プログラム:
ピアソラ:リベルタンゴ
川井郁子:水百景
川井郁子:パッション・イン・ブルー
ドヴォルザーク:ユーモレスク
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
ロシア民謡:黒い瞳
モンティ:チャールダーシュ
エルガー:愛の挨拶
モノー:愛の讃歌
サティ:ジュトゥヴ
瀧廉太郎:荒城の月
川井郁子:夕顔〜源氏物語より〜
ビジョルド:エル・チョクロ
ロドリゲス:ラ・クンパルシータ
ロドリーゴ:恋のアランフェス“レッド・ヴァイオリン”
アンコール
アメイジング・グレイス